うちのねこ


by asa_39

虎太郎について・1

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生まれて初めていっしょに暮らした猫の名前は『恭兵』。
画像の猫さん、実家の玄関先で撮影。

私が13歳、中学2年生の冬の夜、
小雪がちらつく寒い日に拾った子猫だった。

当時、俳優の柴田恭兵が好きだから、という理由のみでつけられた
安易なネーミングながら、瞬く間に実家のアイドルの座を獲得。

両親が甘やかしたい放題に育てあげ、
海老や蟹、そしてマグロを好んで食べ大きくなっていく彼を見て、
入院中だった弟は『俺より良いもの食いやがって…』と、ジェラシー。
そんな弟も、恭兵に対しては、赤ちゃん言葉を使って話かけ、
私から気持ち悪がられつつも、彼なりの激しい愛情でかわいがっていた。

そんな恭兵が、病気で長くない、と知ったのは、25歳の時のこと。

その後、全盛期の3分の1まで体重が落ちて、
一人では何もできなくなった彼をみて、
世の中にこんなにつらいことがあるなんて、と衝撃を受ける。

冷たい話なのかもしれないけど、祖父母が亡くなった時よりも辛く、
本気で自分が代わってあげられれば、と思いつめた。

今考えても、同じ事を思うので、きっと私は猫狂いなんだと思う。

それだけかわいがっていた恭兵だったので、
とうとう亡くなったときにはありえないほど大泣きし、会社にも行けず。

人間の三大欲求のうち、通常は食欲が一番上に来る私が、
1週間ほどまともにご飯を食べれず、おかしくなっていく様を見て、
彼が『ペット可住居に引っ越そう。』と、決断。

ペット可住居探しよりも、新猫探しに夢中になる。

グレー地に、黒の虎模様で、オスの猫。
ネットの里親サイトで探してはみるものの、なかなか見つからない。

何ヶ月かかけて発見したときは、あまりの嬉しさから、
思わず会社から里親希望メールを送信。
仕事よりも大切な、お仕事だった。
給料泥棒。

で、
保護主さんといろいろと連絡を取り合い
およそ一月後、忘れもしない、2003年1月3日、
小雪がちらつく寒い日に、グレー地に黒の虎模様の猫がやってきた。
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by asa_39 | 2004-12-25 20:14 | 次に -虎太郎との出会い- | Comments(0)