うちのねこ


by asa_39

虎太郎への懺悔

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私は、多分、良い飼い主ではない。

その昔、まだ虎太郎が1歳にも満たなかったとき
虎太郎に対してひどいことをしたことがある。

その日は、仕事でいろいろと嫌な事が重なって、とてもいらいらしていた。
いらいらは絶頂へと達し、誰とも話をしたくもなければ
とにかく一人で、いらいらが過ぎ去るのをじっと我慢している状態だった。
私は、平素から、そういう人間なのだ。
いらいらが絶頂に達すると、自宅にて周囲の刺激をシャットアウトし
自分が落ち着くのをひたすら待ち続ける。

そこへ、今でも甘えただけど、当時はもっともっと甘えん坊だった
虎太郎がやってきた。
ひざに乗り、頭突きを繰り返し、甘えた声で、鳴く。
多分、『撫でれ』とか、そんな感じ。

最初は、虎太郎を抱えて、部屋の隅に置いてみた。
『飼い主は今ちょっと虎太郎をかまってあげられないのだよ』とか言いながら。

でもめげない虎太郎。
そんなやりとりが何度か続いたのち、
ついに飼い主のいらいらの限界を超えてしまい、
虎太郎のわき腹あたりを『しつこい!』と、ぐいと押してしまった。

思いがけない私からの強い押しに、その場にころりん、と転がる虎太郎。

目は『え?え?なんで?』と、言っていて
口はぽかーんとあいていた。

転がったままの体勢でしばし動かない虎太郎。
動かずに、こちらを見つめる。

10秒ほどたって、のろのろと起き上がり、
こちらを振り返りもせず、別の部屋へと行ってしまった。

叩いたわけじゃない、というのは、自分への言い訳です。
まだ今ほど体重がなかったとは言え、転がるぐらい押してしまったという事実。
そして、それによって、虎太郎がしょんぼりしてしまったという事実。
自分への戒めとしています。
良い飼い主の定義はよくわからないけど、
猫を自分勝手な都合で悲しませない飼い主になりたいです。

今でも思い出しては、後悔するできごとでした。


画像は、転がり虎太郎。
これはもちろん、飼い主が押したわけではなく、勝手に転がった。
そして猛烈に腹を撫でれと言うアピール。
撫でましょう、撫でましょう。
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Commented by あれい at 2006-02-10 01:27 x
後悔も懺悔も山盛りありますよ~~~私。
当のご本人(ネコですが)は覚えてなんかいないと思うけど。
自分の気分で、つい怒鳴ったり...寝不足続きの今もやってしまいますもん。
アホでサイテーの飼い主ですが、ネコ達は「かーちゃん、かーちゃん」と慕ってくれるので、この子達の為に優しい飼い主になりたいなぁと思う私です。
こたさんも、きっと「ナニそれ?覚えてないニャ」なんでしょうね。
愛情しっかり食べてるからね~~~
人の事情なんてネコには判らないから、気を付けたいですね。

生き死にに係わる懺悔もあります...これだけは後悔してもしきれませんね。
Commented by asa_39 at 2006-02-10 10:42
そうなんですよね~。当の虎太郎は、絶対に覚えてない、とは
思うんですよね、あのなつきっぷりから言って。
とは言え、やっぱり思い出してしまいます。
人の事情は猫にはわからない、ごもっともです。
わからないし、猫には関係がないんですよね。
いつも同じように接することができるといいのに、と思います。

生き死ににかかわる懺悔は、私もあります。
後悔という言葉じゃとてもあらわせませんよね。
まずは自分の無知をなんとかしないと、と思います。
by asa_39 | 2006-02-09 10:49 | 虎太郎 | Comments(2)