うちのねこ


by asa_39

カテゴリ:次に -雛菊との出会い-( 4 )

雛菊について・4

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で、今現在の雛菊。

家にやってきて、1年とおよそ10ヶ月。

最初家に来た当時は、全く触れなかった雛菊が、
まずは頭を触らせてくれて、首を触らせてくれて、背中、腰、手、胸、ときて
つい最近では、ようやくお腹まで触れるようになった。

人間が動いても、驚かなくなったのは、いつぐらいからだろうか。
油断して、お腹を見せて寝るようになったのは、いつぐらいからだろうか。
そして、同じベッドで、私に身体をくっつけて眠るようになったのは、いつからだろうか。

未だに、抱っこをすると激しく嫌がるけれど、
きっと薄皮をはぐように慣れてきた雛菊だから、
いつかは抱っこをしてもいやがらなくなるのではないかと甘い期待をしている。

3匹の中で、一番人間の言っていることを理解している雛菊。

家族以外の知人友人からは、相変わらず
『顔が怖い』だとか、『あまりかわいくない』だとか、不名誉なことを言われつづけているが、
たまに、この猫は、世界で一番かわいい顔をしている猫なんじゃないかと思うことがある。

当然、飼い主の贔屓目もふんだんに含まれてはいるのだが、
余りのびびり具合からここまで慣れてくれたのだから、かわいく見えないはずはない。

この先、雛菊がいつか亡くなる時まで、もう2度と辛い思いはさせないように、
幸せに暮らしてほしいなあと願ってやまない。


ちなみに、雛菊さん、家に来たばかりの頃
【瞬膜が腫れて目が開かなくなり、めやに駄々漏れ】の病気にかかっていて、
再三獣医に通った挙句、最終的には両目に手術も施したわけなのですが、
こちらも虎太郎と同様に、お高い猫さんが1匹買えるぐらいの金額がかかっていますので
雛菊もお高い猫さんということになりますね。
でへへ。
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by asa_39 | 2004-12-27 16:33 | 次に -雛菊との出会い- | Comments(0)

雛菊について・3

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雛菊が、自宅へやってきた。

虎太郎が家に来てから、調度4ヵ月後、4月の始めのことだった。

すぐに慣れるわけは無い、というのはわかってはいたのだけど
あまりのおびえ具合にこちらが不安になる。

ご飯を食べず、水も飲まず、もちろんトイレも使わず、
3日程テレビの後ろの安全地帯に篭城する。

これ以上できないぐらい身体を固くして、息を潜める雛菊。
対して、持ち前の気さくさを発揮し、
新しく来た雛菊に構いたくて仕方がない虎太郎。
そっとしておいてあげて…こたさん…。

とは言え、嫁を迎えて興奮中の虎太郎、聞く耳を持たず。

その後、雛菊がどうやら慣れ始めて出てきてからも
執拗に雛菊を追いまわし、追いかけっこをせがむ。
いや、もう、ほんとに、怯えてますから。

怯える雛菊を羽交い絞めにして、べろべろと舐めてあげる虎太郎。
虎太郎は落ち着かせようとしているのかもしれないけれど…うむ。逆効果。

怯えつつ、雛菊は野良時代の片鱗を見せ始め、
食卓に乗っている夕食後の鮭の皮などを恐るべきスピードでパクる。

ああ、床が魚油醤油まみれに…。

醤油まみれの床を、しょんぼりしながら拭きつつも、
保護されるまではそうやって生きてきたのであろう、彼女の境遇を思い
言いようもなく切ない気持ちに。

野良生活というのは、本当に大変なんだろうな。
でも、もう雛菊はそんな思いをしなくて良いんだよ。

と、再度篭城している雛菊に頑張って伝えようとしたのだけど、
なかなか私の気持ちは彼女には伝わらず、軽く片思い状態。

彼女から日々の緊張感が抜けるのは、それからかなりの時間を要しました。
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by asa_39 | 2004-12-27 15:54 | 次に -雛菊との出会い- | Comments(0)

雛菊について・2

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赴いた先で知ったのは、
そこで保護されている猫たちの生い立ち。


都内の、ある大きな公園で、地域猫のお世話をしている
ボランティアグループがあった。

決まった猫にご飯をあげて、それ以上増えないように避妊をする。
病気になれば、病院へ連れて行き、ケアをする。
そうしてお世話をしていた。

ある時、そこの公園が、『野良猫・捨て猫がたくさんいる』と
テレビで放送されてしまい、次から次へと猫が捨てられるように
なってしまったらしい。

看板を増やしたり、見回りをしたりして、捨て猫を予防し
それでもがんばっていたある時、猫の餌場に毒が撒かれた。

また、毒だけではあき足らず、ボウガンで猫を撃つ事件も起きた。

幸い、ボウガンで打たれた猫は一命を取り留めたが、
毒餌を食べてしまった猫は、何匹かが亡くなってしまう。

ボランティアグループの人たちは、
それまで地域猫として育てていた猫たちを
そんな危険な場所には置いておけない、と保護し、
出せる猫から里子に出すことに決め、
そうして、その内の一匹に、私が一目ぼれした猫がいた。

一目ぼれした猫、後の雛菊に初めて対面した時のことをよく覚えている。

里親募集の画像のままの、かわいらしいビジュアル。

しかし、保護主さん自らが『あまり良い環境ではない』と
おっしゃっていたように、7,8匹が一つのゲージに入れられ、
ほとんど身動きが取れないような中に、雛菊は居た。

その日の内に、自宅に雛菊を届けてもらう日を決めて、
すぐにでも連れて帰りたい気持ちを抑え、自宅へと帰る。

その時雛菊推定1歳。
保護されたのが推定9ヶ月ぐらいの時の話らしいので、
半野良状態がまだ抜けてない盛りのことだった。
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by asa_39 | 2004-12-27 15:31 | 次に -雛菊との出会い- | Comments(0)

雛菊について・1

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ずっと、3匹の猫と暮らしていた私は、
虎太郎一匹だけでは、どうにも物足りなく、
少し寂しい気持ちが、常に心の中にあった。

そんなわけで、すでに玉なしではあったけど、
『虎太郎に嫁を迎えよう計画』を発動させる。

その日から、再度里親サイトで、新猫探しに夢中に。
何にでも、のめりこみやすい、この性格。

この時決めていたのは、嫁というぐらいだから、
メス猫がいいな、ということ。

それから、できれば1歳ぐらいになっていて、
他の猫と仲良くできるような、そんな性格の猫が良いと思った。

虎太郎と仲良くなってくれないと困るし、
1歳ぐらいであれば、その猫のだいたいの性格も
固まっているかと考えてのことだった。

で、
ある里親サイトで、一匹の猫画像に胸を打ち抜かれる。

丸い大きな目、もりっとした口元、ドラスティックな配置のサビ柄。
なんて、ステキ!なんて、かわいい!完璧!完璧です!

と、興奮してみたものの、私の熱烈な一目ぼれ具合とは裏腹に、
周囲の反応は冷たいものばかり。

『せっかく新猫を飼うなら、子猫の方が…』
『このこ、顔が怖い…』
『……デビル?』

しかし、そんな知人友人の言葉も、
恋に狂った私の耳には届かない。

保護主さんと連絡をとり、里子に迎えることを前提に
片道およそ2時間かけて、その猫の面会へといそいそと赴いた。
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by asa_39 | 2004-12-27 15:28 | 次に -雛菊との出会い- | Comments(0)